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『定期演奏会』の時期に
1月〜3月にかけて多くの中高校の吹奏楽部は『定期演奏会』に向けて活動していると思います。
「プログラムどうしよう?」
「曲数が多くて大変だ!」
「演出どうしよう?」
「どんな企画や演出が楽しんでもらえるかな?」
この時期の吹奏楽部は夏のコンクールシーズンとはまた違った悩みに頭を悩ませていると思います。
そんな時期にあって、
今回は私たちアンサンブル・ルヴァンが2月に開催する『2つの贈りもの』公演が
中高生のみなさんにとってはどう楽しんでもらえるか
今回は中高生の吹奏楽部員にとっての『2つの贈りもの』公演の見方、聴き方について書いてみたいと思います。
『定期演奏会』の1部と2部
きっと多くの学校の『定期演奏会』は
オープニングである「1部」で自分たちの演奏技術を上げるための大曲や難曲に挑戦したり、その年の思い出の曲(コンクール曲など)を演奏し、
休憩を挟んで
「2部」では“お客さんを楽しませる工夫を凝らしたステージ”を企画する。
といういわゆる
・1部「クラシックステージ」
・2部「企画ステージ」
の形を取っていると思います。
実は今回のルヴァンの『2つの贈りもの』公演はこの中高校生の定期演奏会をそのまま2つに分けたような構成になっています。
“2部的要素”の強い『ファミリーコンサート』
2020年2月24日(月祝)に開催する『3世代で楽しむ!ルヴァンファミリーコンサート』は、
私たちアンサンブル・ルヴァンがこれまでに行ってきた様々な会場での演奏経験を生かして、
お客さんに寄り添いながら3世代で楽しむことができる
内容のプログラムとなっており、
中高生吹奏楽部の『定期演奏会』でいうところの「2部的要素」の濃い演奏会になっています。
なので、中高生のみなさんがもし聴きに来る場合は、
単純なコンサートとしてももちろん楽しめると思いますが、
プロの演奏団体がお客さんに寄り添ったコンサートを作るとどうなるのか
といった「視点」で見てみるのも面白いかもしれません。
“1部的要素”の強い『レギュラーコンサート』
その一方で2020年2月27日(木)に開催する『Ensemble Levent 5th Concert』は、
13人で奏でるウインド・アンサンブルの名曲〜巨匠フレデリック・フェネルを讃えて〜
の副題通り、たった13人という「小編成吹奏楽編成」で吹奏楽の名曲・大曲に挑むコンサートで、
いわゆるプロ団体の「定期演奏会」、中高生吹奏楽部の『定期演奏会』でいうところの「1部的要素」の濃い演奏会になっています。
ちなみに、フレデリック・フェネル氏は日本有数のプロフェッショナル吹奏楽団でもある「東京佼成ウインドオーケストラ」の桂冠指揮者でもある方で、日本に現在広まっている「吹奏楽の形」の原点を作った人です。
今回はそのフェネル氏が残した膨大の量の録音を元にプログラムを構成しており中高生はじめ聴く人にとっては
吹奏楽の「原点」を知ることができる内容
となっています。
こんな人(中高生)に聴いてほしい
吹奏楽に関わったかどうかに関係なく楽しめる
という点では、まだ吹奏楽経験の浅い1年生から楽しめるのが24日の『ファミリーコンサート』で、
吹奏楽に関わっていればいるほど面白い
という点では「これから部を引っ張っていく!」という上級生にとって刺激があるのが27日の『レギュラーコンサート』
と言えるかもしれません。
何れにせよどちらの公演も私たちEnsemble Levent(アンサンブル・ルヴァン)が本気で準備する公演となっていますので、
興味本位でも構わないので聴きに来てもらえると嬉しいです。
きっと何かしらの新しい発見や自分たちの『定期演奏会』へのヒントが見つかると思います。
【公演情報(親子公演)】
3世代で楽しむ!ルヴァン・ファミリーコンサート
2020年2月24日(月祝)14:00〜北とぴあつつじホールにて開催するルヴァン初の「ファミリーコンサート」です。
【公演情報(定期公演)】
Ensemble Levent 5th concert
13人で奏でるウインド・アンサンブルの名曲〜巨匠フレデリック・フェネルを讃えて〜
Ensemble Levent5回目となる定期公演。今回は13人という小編成で『アルメニアンダンス』や『吹奏楽のための第一組曲』など、吹奏楽に関わった人なら一度は耳にしたことがあるであろう名曲に挑みます。
(episode4)ファミリーコンサートで聴ける曲とできる体験
(episode6)オリンピックイヤーに『パプリカ』を踊ろう!
(episode7)『北区ニュース』に取り上げられました〜知らない人と出会うきっかけづくり
(episode10)ルヴァンと一緒に公演を盛り上げてくださる方を募集します
(episode12)音楽家想いの建設会社『越野建設』の特徴とその魅力〜協賛企業〜
(episode13)『北区ニュース』のご招待に応募くださった方へ