2019年12月16日。
本日、今年指導で関わらせていただいた葛飾区の私学高校の定期演奏会に足を運んできました。
今年はセクションやパートといった通常のレッスンに加えて、打楽器の生徒さんのための個人レッスンをさせていただいたり
夏のサマーコンサートにサックスの山崎憂佳がゲスト出演させていただいたり
(関連記事)→指導校のコンサートにソリストとして出演しました。
と例年以上に深く関わらせていただきました。
定期演奏会は副題の「ファミリーコンサート」の名の通り、老若男女のみなさんが楽しめるプログラムになっていて、王道の吹奏楽曲に加え、
歌謡曲あり、パプリカあり、合唱あり…
と、バラエティに富んだ選曲となっていました。
また、聴きにきてくれる中高生のことも考えてか17:30~19:00の1時間30分にスタイリッシュにまとまめられた非常にテンポのいい演奏会だったことも印象的でした。
そして何より全てのプログラムを通して、生徒同士の絆や顧問の先生と生徒との絆を随所に感じることのできるステージになっていて指導として関わった身として心動かされるものがありました。
生徒さん一人一人が本当に楽しそうにステージで演奏していて、
「この日を思いっきり楽しもう!」という姿勢は見ていて本当に清々しかったです。
また、この定期演奏会自体がこの日を境に引退する高校3年生のハレの日でもあり、
顧問の先生から一人一人が呼名されている時は、私も高校時代を思い出して胸打たれてしまいました。
その流れから、最後に演奏したアンコール曲の『宝島』では、OG(卒業生)の方々が加わっていて、なんだか
次のステージへ!
と、高校3年生に向けたエールを後輩と先輩が送っているように感じ、
そこに脈々と続いてきた、歴史や伝統といった積み重ねてきたものの「重み」も見させていただきました。
多くの中学校や高校がそれぞれの想いを込めて準備し創り上げている「定期演奏会」。
どの演奏会を見させていただいても学校や顧問の先生のカラーが出ていて面白いなと思います。
私たちは、普段はレッスンなど限られた時間でしか関わることが多いのですが、そういった彼ら彼女たちが多くの時間とエネルギーをかけてつくっていく“舞台”を知った上でサポートしていくことが改めて大切だと感じる、本当に素晴らしい演奏会でした。
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