2019年。12月5日。今年最後となる俺のフレンチTOKYOへの出演をさせていただきました。。
今年も銀座にあるフレンチTOKYOと表参道にあるフレンチ・イタリアンAOYAMAの2店舗で無事に全12回出演させていただきました
今年最後となった公演のラストステージは
『カーペンターズメドレー』(高橋宏樹編曲)
からの
『アメージンググレース』(カナディアン・ブラス)
で締め括らせていただきました。
ひょんな偶然から当日急遽このプログラムに変更になったのですが、今にして思えばこの二曲は2015年の出演当初からたくさんの曲が淘汰されてきた中で今でも残り続けている流れで、特にアメージンググレースはアンコールで定番化していつのまにか私たちEnsemble Levent Brass Quintetのテーマソングのようになりました。
本当に良い曲、良いアレンジだと思います。
気づけば2015年から演奏をはじめさせていただいたこちら俺の株式会社さんでのステージももう今年で5年目になりました。
毎年、毎月、毎回ここでしかできない体験を色々とさせてもらっているよなと思います。
レストランに来るお客様は必ずしも「金管5重奏を聴きたい」と思っているわけではなく、ほとんどのお客様にとっては「たまたま金管5重奏が演奏をしていた」という状況でのステージ。
そんな言わば“アウェイ”の状況でどうすればお客様に楽しんで頂けるのか
さらに「銀座」で「フレンチ」というある程度高級感や非日常感が求められる場でどう振る舞えばお客さんに幸せになって帰って頂けるのか
それを考えながら回を重ねてきた結果、ライブでしか経験できないことをたくさん教えてもらったように思います。
金管5重奏の演奏は音量もそれなりにあって場合によっては、会話や注文がままならないというようなこともあったかもしれません。
それでも毎回多くのお客様が笑顔で聴いてくださり、終演後には「とてもよかったよ」という暖かい一言をたくさんかけていただけていることは私たちのアンサンブルの紛れもないエネルギーになっています。
さらに、嬉しいことに今年は俺のフレンチTOKYOで出会ったお客様とのご縁をきっかけに別の場所でお仕事をさせていただく機会にも恵まれました。
(関連記事)→依頼演奏|港区芝浦島まつりに金管5重奏で出演
そう言えば、↑の記事のメンバーと今日のメンバーも偶然でした。(エキストラとしてトランペットの高森美穂とトロンボーンの安井貴大が出てくれています。二人とも本当に頼りになる仲間です。)
最後になりましたが、各ステージを聴いてくださっていたお客様、毎回貴重な機会をくださっている俺の株式会社の皆様、音楽スタッフや店舗のスタッフさんに改めて感謝します。
今年一年、本当にありがとうございました。