2019年8月25日(日)北区文化振興財団主催の第265回のまちかどコンサートに出演して参りました。

 

会場は北区志茂にある「元気ぷらざ」。この施設にはプールもあり夏のこの時期には区民の方々に多く利用されています。

公演当日も夏休みということで朝から多くのお子様連れのお客様が施設にいらしていました。

そして今回は元気ぷらざ2階にあるホールで「キッズコンサート」と題して金管5重奏による1時間程度のコンサートを企画させていただきました。

公演のプログラムは

〜前半〜
・グレン・ミラー:茶色の小瓶
・G.F.ヘンデル:ラルゴ
・L.アンダーソン:トランペット吹きの休日
・H.フィルモア:ボーンズ・トロンボーン
・M.キャルバート:組曲「モンテリジャンの丘」より
〜休憩(10分)〜
〜後半(約23分)〜
・G.F.ヘンデル:水上の音楽
・楽器体験コーナー
・森のくまさんin Jazz
・久石 譲:となりのトトロメドレー
・アメージンググレース *アンコール
と昨年名古屋でも行わせていただいたコンサートのプログラムをベースにしました。
チラシにもありますが「見て、聴いて、触って!?」と題したコンサートだったので後半には実際に音に触ってもらうコーナーも用意しました。
(ホースを触って「音」を体感してもらっている様子。)

「まちかどコンサート」は普段ご年配の方が多くお見えにいらっしゃるということで、今回のプログラム的に少し心配していたのですが、いざ開場してみると幅広い世代のお客様がたくさんいらっしゃり、マットスペースに入りきらないほどのお子様もいてくれて嬉しかったです。

特に未就学児だとなかなか生の演奏を聴く機会も限られると思うので、今回のようなコンサートを通して小さいうちから身近に聴いてもらえる機会は本当に貴重だと思います。

公演終了後、いつもこの「まちかどコンサート」にお越しになっているというご年配のお客様に

「普段は泣いたりする子どもが多いんだけど、今日は誰も泣いていなくてびっくりしました」

と言っていただき、子どもたちにも興味を持ってもらえたのかなと少し安心しました。

(トランペットを体験してもらった様子)

今年に入ってから、北区では春先に旧古河庭園で演奏させていただいた木管5重奏や先日のオリンピック・パラリンピックのプレイベントでの金管5重奏など様々なご縁をいただいていますが、こうして区民の方々に音楽を直接お届けできる企画はいつも本当に嬉しく演奏させていただいています。後半も各学校でのスクールコンサートで小学校をいくつか訪問させていただく予定ですので、北区の皆さんに音楽を届けていけたらと思います。

最後になりましたが、会場には財団の方の他、多くのボランティアスタッフの方々がお手伝いに来てくださっていました。
今回で265回目という驚異的な公演回数の裏側にはこの企画を応援してくださっている区民の方々の存在があるのだと感じました。

お世話になったみなさま、会場に足を運んでいただいたみなさま、本当にありがとうございました。