指導校で起きた嬉しい出来事

私たちアンサンブル・ルヴァンでは年間を通して吹奏楽指導を行う指導活動『Levent Club』も行なっています。

多くの場合、年に１〜2回のパートレッスン・合奏レッスンが軸になっているのですが、先日レッスンに伺った学校で嬉しいエピソードがあったので、今日はそれをご紹介します。

とある指導校での話。

中高一貫校の学校に合奏のレッスンに伺い、帰り際のミーティングで2月の主催公演『2つの贈りもの』公演のお知らせをチラシを配ってさせてもらいました。

「今度いつもレッスンしている講師が出る演奏会をやるのでもし興味があったら来てくださいね。」

そう声をかけたのですが、ミーティング後一人の中学生の男子が寄ってきてくれて

「このチケットもう予約しました！」

と。

チラシを配って宣伝したのは、その日が初めてだったので、この一言には正直とても驚きました。

詳しくは聞きませんでしたが、おそらく団体のホームページやSNSをチェックしてくれて親御さんに頼んで申し込んでくれたのだと思います。

私たちルヴァンの活動は、

主催公演、芸術鑑賞会（スクールコンサート）、吹奏楽指導

の大きく3つに分けられます。

中でも『吹奏楽指導』を演奏団体が行なっているのはとても珍しいと思うので、そういう意味では、

指導に来てくれている先生たちが一緒にアンサンブルをしている

というのは私たちルヴァンの魅力の一つだと思います。

今回チラシを配らせてもらった学校でも（当たり前の話ですが、）

「あ、〇〇先生だ！」「〇〇先生もいる！」

といった反応がありました。

「普段指導している各楽器の先生たちが、同じ演奏会に出ている」

というのは指導してもらう側からしてもとても刺激的なことだと思います。

そして今回の彼のように、

「講師の先生たちの演奏を聴いてみたい」と、

実際にホールに足を運んでもらえる“きっかけ”になれたことが私たちにとっては何よりとても嬉しいです。

やはりコンサートホールでの『生の音楽』に勝るものはありませんし、その瞬間その空間でしか感じられないものが絶対にあります。

今回チケットを買ってくれた彼のためにも良い公演にしたいと思えた素敵な出来事でした。

【公演情報（親子公演）】
３世代で楽しむ！ルヴァン・ファミリーコンサート

2020年2月24日（月祝）14:00〜北とぴあつつじホールにて開催するルヴァン初の「ファミリーコンサート」です。

【公演情報（定期公演）】
Ensemble Levent 5th concert
13人で奏でるウインド・アンサンブルの名曲〜巨匠フレデリック・フェネルを讃えて〜

Ensemble Levent5回目となる定期公演。今回は13人という小編成で『アルメニアンダンス』や『吹奏楽のための第一組曲』など、吹奏楽に関わった人なら一度は耳にしたことがあるであろう名曲に挑みます。