2016年4月21日。

アンサンブル・ルヴァン 春の管祭り

おかげさまで無事に終演いたしました。

結成のきっかけとなった2014年夏の演奏会から、3回目となった今回の公演。

多くのお客さまと素晴らしい仲間に囲まれた充実度の高い公演となりました。

今回のプログラムとメンバーはこちら

【プログラム】

A.ガブリエリ/2つのリチェルカーレ(金4)

J.イベール/3つの小品(木5)

P.タファネル/木管5重奏曲(木5)

〜休憩〜

E.イヴァイゼン/バルカニカ(金5)
1 教会(聖マルコ協会の屋根-ザグレブ)
2 子守唄と哀悼歌
3 ラストクの集落
4 ブレクダンス(いなかの踊り)

天野正道/未来への扉(金6)
Ⅰ mov.
Ⅱ mov.

A.リード/アルメニアンダンスパート1(管打楽13重奏)

【出演者】

川口晃(フルート)
大西幸生(オーボエ)
本田有里恵(クラリネット)
豊田万紀(ホルン)
安井悠陽(ファゴット)

古土井友輝(トランペット)
重井吉彦(トランペット)
竹内優彦(トロンボーン)
兼清颯(ユーフォニアム)
芝宏輔(チューバ)

管打楽器13重奏のみ
山崎憂佳(サクソフォーン)
能瀬愛加(ホルン)
永野雅晴(打楽器)

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(出演者一同)

プログラム、出演者ともに過去一番豪華にお送りしました。

特に最後のアルメニアンダンスパート1(A.リード)は吹奏楽愛好者なら知らない人がいない名曲。

その名曲かつ大曲を管打楽器13名ずつで演奏するというのはなかなか前例がないことだったと思います。

昨年度行った芸術鑑賞会で同作曲家の春の猟犬(A.リード)を演奏し、そこで「意外といける!」という実感を得たことから

今回、この大曲に挑戦しましたが各出演者の技術力や編曲者の川口晃(フルート)の素晴らしいアレンジのおかげで大編成の吹奏楽にも負けると劣らない演奏となりました。

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 (アレンジャーの川口晃)

この最小編成吹奏楽とも言える編成は、少ない人数で選曲に悩む吹奏楽部にとっての
新しい可能性の示唆に富んでいると思うので、アンサンブル・ルヴァンのひとつのカラーとして今後も続けていきたいと思っております。

金管としては今回、3回目にして初めて正規のメンバーでお送りすることができました。

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(男5人正規メンバー)

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(こちらは金管6重奏。ホルンの能瀬愛加と一緒に)

男5人という意外と希少な構成ですが(もっと希少なのはホルンがなくユーフォニアムが入っている金管5重奏ということですが)本番を重ねるごとに「この5人の音」が見えてきて楽しいです。

その他も木管のメンバーも発足からいろいろと助けてくれる川口をはじめ、ルヴァンの仲間と何度か一緒に本番を重ねる中

今回、ムジカーザという素晴らしいホールで演奏しながら「この先もこのメンバーで演奏していきたい」という想いが強くなりました。

と、まるで中高生の作文のような内容になってしまいましたが、そういう学生時代と同じように素晴らしい仲間に恵まれるという経験が大人になった今できているということは
学生時代以上に幸せなことだろうと思います。

もちろん、演奏面・運営面では反省点も多く特に代表としてはメンバーへの十分なケアなど細かい配慮が足りておらず多く迷惑もかけてしまいましたが、

この仲間とともに演奏を続けていけるように

聴いて頂く方々にとっても演奏する仲間にとっても心地よい空間を作れるようにこれからも精進していきたいと思っております。

今回2016年4月21日19:00にアンサンブル・ルヴァンのコンサートへ足を運んでくださった全てのお客さま、メンバー、演奏会スタッフの方々に感謝して、この記事を終えさせて頂きたいと思います。

本当にありがとうございました。

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(終演後、ムジカーザの会長ブランさんと一緒に。)

Ensemble Levent代表