当団体Ensemble Leventは、この度令和6年度・令和7年度に続いて3年連続で令和8年度 舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)の実施団体として採択されました。

本記事は以前、令和6年度版として書かせていただいた記事を元に更新し「令和8年度用最新版」としてまとめておりますので、私たちルヴァンの“今”を知っていただければと思います。

 

過去2年に続き当事業における「オーケストラ等」の分類においては今年度も法人格を持たない任意団体としては唯一の選出をいただき、改めて身の引き締まる思いです。

とはいえ、「3年連続」となれば団体としてももう「初選出」「新参者」ではなくなっており、ある意味で「実績」も見られている段階とも感じます。

これまでに本事業を脈々と続けてきてくださった日本を代表するオーケストラ等の団体様に少しずつ肩を並べている。

そういった意味では団体としてもある種勝負の年なのかもしれません。

 

本レポートでは、本事業実施にあたり実施を希望する学校様が当団体や本事業に対して理解しやすくなるための内容まとめております。

それぞれ【概要編(=知る)】、【魅力編(=選ぶ)】【申請編(=出す)】としましたので、

 

“子どもたちに音楽(芸術)を聴かせたい(触れさせたい)”

 

という学校職員の皆様は、どうぞこの機会に当事業へのエントリーをご検討ください。

そして、この一連のレポートを読む中で当団体Ensemble Levent(アンサンブル・ルヴァン)に興味をお持ちいただき、「ルヴァンを呼んでみたい!」と思っていただけたら幸いです。

本事業を通して多くの学校の生徒様たちをお会いできますことを心より楽しみにしております。

 

1.事業の概要

令和8年度 舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)の概要について簡単にまとめておきます。

<主旨>

全国の⼩学校・中学校等においてトップレベルの⽂化芸術団体による巡回公演を⾏うことを通じて、

  1. 将来を担うすべての⼦供たちの豊かな感性を育む場を作る
  2. 芸術鑑賞能⼒の向上を図るともに
  3. ⽂化的な地域格差の解消を促進する

 

<概要>

日本全国の小中学校(特別支援等の学校も含む)に、日本全国の“芸術団体”が派遣され、本物の芸術を届けてくれるいわゆる『情操教育』事業の一環です。

具体的には、本公演1回+鑑賞の事前学習にあたるワークショップ1回がセットとなって行われます。

また、演劇等、音楽以外のジャンルも充実しており、幅広い意味で“芸術”に触れる機会をつくることができます。

当事業は本公演に目がいきがちですが、事前のワークショップがセットになっているという点がとても魅力的であり、当団体についてもそれぞれ

ワークショップでは「(対話や体験を重ねながら)深く根付く内容」

本公演では「(全校生徒に)音楽の魅力を届ける」

といった全く趣向の違った内容でお送りしています。

そして、ワークショップを本公演の前にできることは私たち演奏団体にとっても非常に魅力的で、本公演一度きりの出会いではなく、ワークショップで一度会った子たちと本公演の日に“再会”できるというプロセスを踏み、本公演を一緒に盛り上げることにつながっています。

 

<特徴(事業の強み)>

文化庁の巡回公演事業は、一体どういった点で事業として優れているのか。その特徴をまとめます。

学校側のメリット

学校にとっては大きく下記のメリットが考えられます。

1.クオリティの高い演目に触れることができる

芸術鑑賞会をおこなっている団体は日本全国に多数あり、実際にいざその中から1団体を選ぼうとすると「果たしてどの団体が良いのか…」となってしまいます。

その点、本事業では、各分野ごとに一定数の団体がエントリーしていますがどの団体も文化庁の審査会を通過しているため、質の高い内容の芸術だけを子どもたちに触れさせることができます。(今年度も400以上の企画から130企画に絞られた企画のみがラインナップされています。)

私たちアンサンブル・ルヴァンもオペラシティリサイタルホールやサントリーブルーローズといった関東有数のコンサートホールでの単独主催公演を開催させるなど、日本で唯一の編成を持つ室内楽団体として活動しています。

 

2.文化庁が予算を確保しているため、学校単位の経費負担がない。

学校独自で毎年、鑑賞会を行っている学校や自治体も多いと思いますが、本事業では学校は費用の負担をする必要がないため、学校独自の予算だけでは招聘が難しいような企画や大規模の鑑賞会を実施することが可能となります。

なかなか自由に使うことのできる予算が限られている公立学校はもちろん、比較的予算の自由度の高い私立の場合でも、本来なら50〜200万円規模の団体の公演を聞くことができることは、本事業を活用する上での大きなメリットになります。

 

団体側のメリット

文化庁が仲介する形で事業を斡旋(マッチング)し、実施していくことで、同地域内を短い期間で効率よく回ることができます。(=結果的にコスト削減にもつながり、子どもたちに対する芸術分野への機会均等化にもつながっています。)

 

*本格的な事業の趣旨や詳細については、事業のHPもあわせてご覧ください。

 

2.申請及び実施期間(参考:令和8年度実施の場合)

実際に、事業を行う場合の期間はどうなっているのでしょうか?

申請期間と実施期間それぞれについてまとめてみます。

なお、申請期間は前年度の12月〜1月の1ヶ月間のみと限られているため、希望する学校は速やかなエントリーが必要です。

→本ページの【申請編】では令和8年度に私たちEnsemble Leventにご依頼を検討いただく方のための『手引き』も置いておきましたので、併せてご活用ください。

申請編

申請期間:

令和7年12月10日(水)~令和8年1月21日(水)23時59分

*電子申請による申請となります。

実施期間:

①ワークショップ:令和8年5月1日(金)~令和9年1月29日(金)
②本公演 :令和8年6月1日(月)~令和9年1月29日(金)

 

3.事業実施までの大まかな流れ

学校が実際に応募した場合の事業実施までの主な流れについてまとめておきます。

①専用フォームにて申請(前年度1月頃まで)

②採択・不採択決定(内定通知)(前年度2月頃)

③決定通知(当該年度4月)

④団体との各種調整

⑤ワークショップの実施

⑥本公演の実施

*公演終了後に精算や実績報告等の書類手続きの必要はありません。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。文化庁巡回事業の【概要】についてまとめさせていただきました。

ポイントは、

  • 文化庁が用意する高品質な芸術に子どもを触れさせることのできる事業
  • 経費負担0で実施できる
  • 申請は前年度の12月〜1月の1ヶ月間で電子申請
  • 採択の内定は前年度の2月頃

となり、学校の芸術文化の活性化につながる事業ですので、うまく活用していただければと思います。

次回のレポートでは、どういった団体を希望すれば良いかに関して私たち私たちアンサンブル・ルヴァンという団体の魅力に触れながらお伝えしていきます。

 

【魅力編】巡回公演事業におすすめできる団体としての6つの意義|令和8年度文化庁学校巡回公演実施団体として

【申請編・専用データあり】令和8年度文化庁学校巡回公演の申請方法〜ルヴァンを学校に呼ぶ〜|令和8年度文化庁学校巡回公演実施団体として

 

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