7月6日(金)、7日(土)、9日(月)と埼玉県の小学校にて6年生を対象としてアウトリーチを行いました。
約2時間に渡って行なった内容は、「Ⅰ.講師演奏と講義」「Ⅱ.打楽器を用いたワークショップと発表」の二本立てで、それぞれ、
Ⅰ.講師演奏と講義
①講師による打楽器のアンサンブル演奏
②打楽器の歴史や生い立ち、それぞれの楽器の奏法について(講義形式)
Ⅱ.打楽器を用いたワークショップと発表(グループ形式)
①テーマに沿って絵を描く(テーマ例:夏祭り、プールなど…)
②それぞれの場面を描写した打楽器を選ぶ
③練習と発表
という「創作」を織り交ぜた中味の濃い内容となりました。
1時間目に講師による生演奏と、打楽器についての簡単な講義を受けた生徒さんたちは、2時間目に実際にそれぞれのアイデアを持ち寄ってそれぞれのテーマに沿った打楽器表現をしてくれました。(写真はワークショップの様子)
講師演奏では、マリンバを4本のバチで演奏する様子に感動の声が上がったり、今までは叩くだけだと思っていたタンバリンもこすって演奏することで、違った「音色」になることを知ったりと、それぞれの生徒さんがそれぞれの見方で打楽器の「面白さ」を気づいてくれたようでした。
最後のグループ発表でも、子供らしい柔軟な発想から思いがけないアイデアが生まれていたり、演奏のテンポや強弱を工夫するグループがあったりとどのグループも個性的な発表をしてくれていました。
学校の授業ではなかなか扱う機会も多くない「打楽器」ですが、今回のワークショップを通じて「音をつくる楽しみ」や「打楽器の奥深さ」を少しでも知ってもらえたようで、嬉しかったです。
また、機会があればぜひお邪魔したいと思います。この度は、お声をかけてくださいましてありがとうございました。
最後に、子どもから頂いた感想を一つご紹介します。
アンサンブル・ルヴァンでは、打楽器や管楽器による1クラスの少人数を対象とした、授業形式のアウトリーチ依頼も承っておりますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。