本日、Ensemble Levent(アンサンブル・ルヴァン)のメンバーで
開智学園総合部プライマリーの1~4年生を対象に芸術鑑賞会を行ってまいりました。
開智学園は、 小学校から高校までの12年間を
従来の6・3・3ではなく4・4・4に区切り、
それぞれの発達段階に応じた授業展開を行う。
という新しい試みを行っている学校で、
それぞれを
プライマリー(小1~小4)
セカンダリー(小5~中2)
ターシャリー(中3~高3)
と呼んでいます。
今日はそのうちのプライマリーの生徒さんを対象にした鑑賞会を行いました。
1・2年生対象と、3・4年生対象の2回公演を行ったのですが、それぞれの学年で雰囲気も異なり、とても面白い本番をさせて頂きました。
今回はそのことを少し記事にしたいと思います。
今回は、管楽器全10種類11本+打楽器2名という管打楽室内合奏団というアンサンブル・ルヴァンオリジナルの編成で、生徒がよく知っている曲から、クラシック曲などを演奏させて頂きました。
また、開智学園さんからのご依頼が、演奏+体験型の鑑賞会をということでしたので、
合唱コーナーやボディーパーカッションコーナーも加えた、大変中身の濃いプログラム(1時間)となりました。
生徒さんの学年がまだ低かったので、しっかりと聴いてもらえるかが、少し心配だったのですが、どの学年も、聴く時はしっかりと聴き、歌ったりボディーパーカッションをする時はしっかり体を使い、と、とても積極的に関わってくれて、とても素敵な生徒さんたちでした。
特にボディーパーカッションのコーナーでは、担当した打楽器のメンバーも驚くほどの積極性で、次第に難しくなっていく手拍子のリズムにも、「かんたん!もっと難しくして!!」
と声があがる程で、 子供たちの意欲にこちらが驚かされてしまいました。
(最後には打楽器のお兄さんに難問を出されて、「そんなのできないよーずるいー」と言っていましたが。笑)
開智学園では普段なかなか本格的な管楽器の演奏を聴く機会がないということで、この度呼んで頂きました。なので、こちらとしても管楽器のことをしっかりと知ってもらいたいと考え、担当の先生と相談の上、事前指導用の資料を用意させて頂いて、それを行った上で今日の鑑賞会を迎えました。
(関連記事→芸術鑑賞会|事前学習のススメ〜芸術鑑賞会の充実のために~)
芸術鑑賞会というと、どうしてもその日一日の行事になりがちですが、こうして、学校側にもご協力していただいて、少しでも鑑賞会の導入をして頂いたことで、今日の鑑賞会を、生徒さんも私たちもより充実した形で迎えられたのだと思います。
担当の先生方や学校側の快いご理解には、心より感謝しております。
終演後、出演したEnsemble Levent(アンサンブル・ルヴァン)のメンバーからも、『とても楽しい本番だった!!』という声があがり、僕自身も会場全体で音楽を共有できることを楽しみながら、演奏させて頂いていました。
生徒さんの心にどのくらい私たちの演奏が届いたかはわかりませんが、聴いている人も演奏している人も幸せになれるこのような場を、これからも大切にしながら
Ensemble Leventは活動していきたいと思います。
開智学園プライマリーの生徒及び、教員の先生方、ありがとうございました。